2017年07月28日

鍼とお灸の違いについて

こんにちは。

大樹はりきゅう整骨院、スタッフの大風です。

今日もブログを読んで下さってありがとうございます。

今回は鍼(はり)とお灸の違いについてのお話です。

時々、患者さんから「鍼とお灸のどちらが効きますか?」と質問されることがあります。

実は、鍼とお灸にはそれぞれ様々な手法があり、その手法によって効果が変わってきます。
また、患者さんの体質や症状によっても効き方が違いますので、一概に「Aという症状には鍼」、「Bという症状にはお灸」ということが難しいのです。

実際、腰痛で鍼が効くかたもいれば、お灸のほうが痛みが取れるという方もいます。また、鍼とお灸を両方行うことで治療効果が高まる場合もあります。

その人に合った治療を行うため、鍼灸師は患者さんから得た問診内容や身体の状態を診て鍼とお灸のどちらが適しているか判断をします。そのためには、鍼とお灸が身体に及ぼす作用や効果なども知らなければなりませんが、ここで全てを記載すると膨大な量になってしまうため、かいつまんでお話しましょう。

鍼.JPG

鍼治療は、鍼を体に刺して物理的な刺激を与えることで筋肉の緊張を緩めたり、自律神経系や免疫系などに作用して自然治癒力を向上させると考えられています。また、鍼には鎮痛作用があることも科学的に認められています。

お灸に比べて筋肉の深い部分にまでアプローチできるというメリットがあり、坐骨神経痛やぎっくり腰等に有効です。

鍼は、肩や腰の痛みを緩和したり、コリを取るという印象を持たれる方が多いと思いますが、自律神経を調節したり免疫系へ作用することは意外と知られていないのではないでしょうか。

自律神経は活動時に優位になる交感神経と安静時に優位になる副交感神経に分けられますが、交感神経と副交感神のバランスが崩れると様々な症状が出てきます。鍼には交感神経の機能を抑制し、副交感神経の機能を亢進させ、そのバランスを調整する作用があるとされています。

免疫系への作用については、鍼灸をしていると病気になりにくいといわれますが、これは自然治癒力・抵抗力に関する免疫機能が活性化されるためと考えられています。

お灸は、大きく分けると、温熱刺激による効果を求めるすえ方と蛋白変性による効果を求めるすえ方があります。
何れも鍼の物理的刺激とは異なる刺激となります。

温熱刺激を求めるお灸は、艾(もぐさ)を使用してツボに温熱刺激を与えることで血流を改善し、新陳代謝を向上させます。
艾が8割ほど燃えたところで取り除く為、不快な熱さを感じず痕も残りにくいという特徴があります。

蛋白変性を求めるお灸は、昔ながらのお灸のすえかたと言ってもよいかもしれません。皮膚を焼く(と言っても極めて軽いやけどを作ると考えて下さい)ことで、その部分が生体にとって異物となるため白血球が増加するのですが、結果として免疫力が向上します。
この方法は、免疫系の疾患やアレルギー等にも効果があるとされています。

お灸もすえ方によって鍼と同じような効果を期待できますが、お灸は特に「増血」、「止血」、「強心」作用が強いとされています。
「増血作用」とは、赤血球を増やし血流を改善する作用、「止血作用」とは、血小板の働きを改善し治癒を促進する作用、「強心作用」とは白血球を増やし外敵からの防衛力を高める作用です。

鍼とお灸の違いについて少しおわかりいただけたでしょうか?
鍼灸がどのような症状に効果があるのかということをもっとお話ししたいところですが、文章が長くなってしまいますので、ご興味のあるかたはこちらのリンク先もご覧になってみてください。
日本鍼灸師会のHP:http://www.harikyu.or.jp/general/effect.html

気温差やクーラーの使用などで体調を崩されている方も多い季節かと思いますが、そのようなかたも先ずはお気軽にご相談ください。


皆様のご来院をスタッフ一同お待ちしています

http://daijuseikotsuin.wixsite.com/daiju 

西武新宿線 田無駅から徒歩10分

東京都西東京市南町2-3-24
☎042-452-7133
大樹はりきゅう整骨院




posted by だいじゅはりきゅうせいこついん at 18:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。