大樹はりきゅう整骨院、院長の田渕です。
いつもブログを読んで下さってありがとうございます。
最近、天気予報を見ていると、早くも花粉の飛散情報が始まっていて、「ついこの前、初詣に行った気がするのにもう春が来るんだなー」と、時の流れの速さに驚く今日この頃です。
最近まで「アウアウ」言っていた、1歳の娘のボキャブラリーも増え、先日、私が「おはよう」と挨拶すると、実にはっきりとした口調で「いらない」と答えてくれました(笑)
言葉のチョイスに問題はありますが、娘の成長の速さにも驚かされる今日この頃です。
話がだいぶそれましたが、今回は春の食事についてのお話です。
「春の皿には苦味を盛れ」という言葉をお聞きになったことがある方も多いと思いますが、春野菜特有の苦みや香りは心身に刺激を与え、体の機能を活発にする働きがあります。

春野菜は、できるだけ新鮮なうちに調理したり、アクを抜きすぎないようにしたりして、苦味や香りを生かす工夫をしましょう。
春野菜には、アルカロイドとファイトケミカルという成分も含まれています。
アルカロイドは、春野菜などに含まれる、独特の苦味成分をいいます。ほのかな苦味やアクは味覚を刺激し胃腸の働きを活発にします。
細胞の新陳代謝を活発にする働きもあり、冬の間に体内に蓄積された余分な老廃物を体外に排出します。
また、ファイトケミカルは、植物が紫外線や虫などから自分を守るために作り出す物質で、野菜や果物、豆類などの植物性の食品に豊富に含まれます。
カロテノイド類、ポリフェノール類、フラボノイド類など、それぞれの働きは異なりますが、どれも強い抗酸化力を持ちます。
この抗酸化力は、体内で活性酸素の害から細胞を守ります。
春におすすめの食材はこちら。
@春キャベツ:春キャベツには、ビタミンUとビタミンKが豊富に含まれており、胃の粘膜を丈夫にし、炎症などを予防する働きがあります。又、淡色野菜の中ではビタミンC含有量が多く、特に芯の周辺に多く含まれます。
A菜の花:春野菜の中でも栄養価が高く、葉や茎ともに食べることができます。菜の花に含まれるビタミンC、B1、カルシウムは精神の安定に欠かせない栄養素です。環境が変化しやすい春に積極的に食べましょう。その他には、カロテン、ビタミンB2、鉄、食物繊維が豊富です。
Bアスパラガス:アミノ酸の一種アスパラギン酸が多く、新陳代謝を活発にしてスタミナを強化します。特に先端部には、抗酸化作用のあるルチンが多く含まれています。
春は気温や気候の変動、生活環境の変化、花粉アレルギーなど体に負担をかける要因が多くあります。
食事を工夫することで、春のさまざまな不調に負けない体づくりをしていきましょう。
皆様のご来院をスタッフ一同お待ちしています
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